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ラジオの生CMとは?普通のCMと何が違うの?

ラジオCMには、通常のCMの他に、番組内に生出演し、パーソナリティーと会話形式で自社の商品やサービスを広告する方法があります。
「パブ」や、「生コマ」とも呼ばれるこのCMは、普通のCMとはどう違うのでしょうか。この記事では、そんな生CM(生パブ、ペイドパブリシティ)について紹介します。

ラジオの生CMとは?

ラジオの生CMは、生パブリシティやペイドパブリシティとも言います。

まず、パブリシティというのは、メディアに取り上げられた場合など、広告料は払っていないけれども結果的にメディアを通して宣伝になった場合を指します。ですから、「ペイドパブリシティ」とはお金を払って番組の中で取り上げてもらう事です。

ラジオでは、例えば、番組中のコーナーとして商品やサービスを取り上げたり、番組のパーソナリティーの声で広告文を読んだりと、番組とCMの境目が分かりにくいのでチャンネルを変えられにくく、リスナーがそのまま聞き続けてくれる、耳に届きやすい広告手法として使われています。

ラジオの生CMの種類

ラジオの生CMにはいくつか種類があります。

電話つなぎ(インタビュー)

ラジオ番組の途中に、スタジオと電話を繋いでパーソナリティーと掛け合いしながら商品やサービスを紹介する方法です。電話でCMに出演できるので手軽です。

ラジオカー(番組出前中継)

ラジオ番組の中継リポーターであるタレントやアナウンサーとラジオの放送に必要な設備が揃っている中継車が、会社や事務所に来てくれます。会社や事務所からCMに出演出来ます。電話つなぎ(インタビュー)とは違い、対話相手であるリポーターが目の前にいるのが特徴です。

読みパブ(生パブリシティ)

あらかじめ作成した商品やサービスを紹介する原稿をラジオ番組のパーソナリティーや、アナウンサーが読み上げてくれます。電話つなぎ(インタビュー)やラジオカーと違い、自身が出演する必要はありません。

ラジオ局での生出演

ラジオ局に出向いて生放送に出演します。ラジオショッピングの様に、スタジオでパーソナリティーと一緒に実際に商品を使いながら商品を紹介する事が出来ます。

ラジオの生CMの特徴

同じ放送は無い

生CMにも原稿や受け答えの台本はあります。

しかし、パーソナリティーがリアクションなどアレンジを効かせたり、季節や時事に絡めてその都度内容が少しずつ異なるため、全く同じ放送にはなりません。収録した音声とは違った生放送ならではの臨場感があるのが特徴です。

枠の尺が長い

通常のスポットCMやタイムCMは20秒・40秒・60秒など一般的に短尺であるのに対して、生CMは、60秒・120秒・180秒などと長尺です。

パーソナリティーが商品を紹介

ラジオを聴いている人は、習慣的に同じ時間に同じ番組を聴くという人が多く、パーソナリティーの声に対して安心や信頼を感じています。そんな、リスナーにとって耳なじみのあるパーソナリティーの声で商品やサービスを紹介することが出来るのも特徴です。

社長や社員が自ら出演する

ラジオCMに社長や社員が出演して、商品やサービスをアピールする事ができます。

会社の人間である社長や社員が自ら語る事で、その口調や声から社長や社員の人柄が伝わり、タレントやナレーターさんに任せるよりも、リスナーが企業に対するイメージを抱き易くなります。ですので、生CMは特にサービス業など顧客と関わる業種に適しています。

ラジオの生CMをするメリット

商品の魅力をより詳しく伝えることができる

普通のラジオCM(スポット、タイム)は、短い尺で回数を重ねて放送する事で、商品や企業の認知度を上げる効果がありますが、対して生CMは、1つの枠の尺が長い事もあり、商品の名前や企業名に留まらず、商品の特徴や良さを語ることができます。

このように、より詳しく商品や企業の魅力をアピールできるという効果があります。

CMの到達率が高くなることが期待できる

ラジオの生CMでは、番組中に番組のパーソナリティーと受け答えしながら商品やサービスを紹介するので、「さっきまで聞いていたパーソナリティーの声だ」とリスナーがそのままCMも聞き続けてくれることが期待できます。

番組もCMも同じパーソナリティーの声なので、番組とCMの境目が分かりづらいことも、リスナーにCMが届き易い要因となっています。

別途、タレントやナレーターのギャラがかからない

生CMの場合、パーソナリティーの出演料は放送局に支払う費用に含まれているため、通常のCM制作の際に別途必要になるタレントやナレーターの出演料がかかりません。

ラジオの生CMの出演・出稿は大変?

ラジオの生CMは誰でもできるの?

生CMは、多少のアドリブはあるものの、あらかじめ台本を作成しそれを手元に置いた状態で臨むので、高度な話術が必要というわけではありません。トークのプロでなくとも出演することができます。

ラジオの生CMは放送局にわざわざ出向くの?

電話つなぎは固定電話があれば出演できます。

中継もラジオカーなどでオフィスに来てくれる形式もあるので、わざわざラジオ局に出向かなくても出演できます。電話つなぎであれば、会社や事務所から遠方にあるラジオ局のCMにも出演できます

ラジオの生CMを出すのは大変?

冒頭で説明した、本来の意味でのパブリシティ(メディアにお店や企業を取り上げてもらう事)をしようと思うと、広報担当者のこまめな情報発信や、そもそもインパクトや話題性がないと難しいですが、ラジオの生CMは枠を購入すれば、そういった手間をかけずに簡単にメディアに取り上げてもらうことができます。

「生CM」と聞くと、“間違えたらいけないんじゃないか” “アドリブなんじゃないか” “噛んだらどうしよう” “局に出向かなくちゃいけないのか”という理由で難しくハードルの高いものだと思われるかもしれませんが、高度な話術は必要ありませんし、あらかじめ用意した台本のもと進めることが出来ます。会社にいながら生CMに出演する事も可能です。

まとめ

ラジオ広告を検討中の方は、一般的なCMを使うか、生CMを使うか、どちらも併用するか…など色々なパターンでの出稿が考えられると思いますが、今回紹介した生CMは、商材やサービス次第では、取り入れると高い効果が得られる場合もあるので、一度試してみてはどうでしょうか。

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